【第319号】空気で動く怖さ

1.動機なき行動  どうしてそういう行動を取ったのか?、を他人に聞かれても、説明できない人が増えてきている。行動のきっかけになったことが、希薄なのか、どうでもいいことなのか、とても曖昧なのである。今回の都知事の辞任劇。こ … 続きを読む 【第319号】空気で動く怖さ

【第318号】当たり前とは

1.何が当たり前なのか  よく「当たり前のことを、当たり前に」とか「出来て当たり前」とか、ごく自然に使っている「当たり前」ということばだが、あまり深く考えたことがない言葉かもしれない。当たり前の反対語は「ありがたし」であ … 続きを読む 【第318号】当たり前とは

【第317号】結果をどう見るか

1.「結果」の捉え方  結果とは、過去に“やってきたもの”に対する成果である。正しいやり方で、正しい量をやってきていれば、目的の結果は得られる。自分が描いた結果を導き出すためには、「正しいやり方」である必要があり、「正し … 続きを読む 【第317号】結果をどう見るか

【第316号】常識の怖さ

1.かさぶたのように増える  常識というのは、経験を積み重ねるほどに増えていく。それは“かさぶた”のように増える。人生における常識、仕事をしていく上での業界内での常識、それらは、自分だけでなく、「集団」の中でも蓄積されて … 続きを読む 【第316号】常識の怖さ

【第315号】信念を貫けるか

1.評価でぶれない  人は第三者からの「評価」を気にする。周りからどう見られているのか。「悪く思われていないか」「嫌われていないか」など、上げたらきりがない。どんな偉そうなことを言っていても、強がっていても「人から好かれ … 続きを読む 【第315号】信念を貫けるか

【第314号】人の振り見て・・・

1.運転中に  高齢者の車の運転中の事故が注目されている。高齢者の事故が急激に増えたわけではないのだろうが、目立つようになっているのは確かだ。しかも、ドライブレコーダーなどに事故の様子や、事故一歩手前の状況が記録されてい … 続きを読む 【第314号】人の振り見て・・・

【第313号】届かない声

1.お客様の声  自分たちの信念をどこまで貫くか、そしてお客様のニーズをどこまで聞き入れるか。これの両立が難しい時代になった。信念は「理念」として大事にしていかなくてはならないものであり、ぶれてはいけないものだが、どうし … 続きを読む 【第313号】届かない声

【第312号】モラルハザード

1.マヒする感覚  また日本を代表する企業に不祥事が発覚した。三菱自動車の排ガス基準対策の偽装である。「どうせバレないよ」「他もやっていることさ」という感覚はなかったか。規制する側(国交省)も検査する側もみんなひとつの業 … 続きを読む 【第312号】モラルハザード

【第311号】貧困な想像

1.改めて思う  熊本での地震被害。本当に心が痛む。一刻も早い収束と支援の手が全ての人に届くことを祈るしかない。それでも、5年前の東日本大震災の中心に居た者として、改めて思うことがある。それはテレビや新聞での「報道」のあ … 続きを読む 【第311号】貧困な想像

【第310号】時間の前借り

1.仕事の波は必ずある  どんな仕事であっても、忙しい時期(繁忙期)と暇な時期(閑散期)は訪れる。忙しくなると、「あーあ、1日48時間あればなぁ」と思うこともあるだろう。しかし、24時間以上にはならない。経営的には、常に … 続きを読む 【第310号】時間の前借り