1.コストが“ゼロ”
筆者が今年の初めに立てた目標がいくつかあるが、そのうちの一つが体質改善というものがある。仕事は身体が資本である。若い時は無理が利く身体も年々そうもいかなくなる。そこで、体質改善を目標に掲げた。体重を8キロダウンさせること、体脂肪率を3%ダウンさせること、これらは現象面で、あとは、ファスティングの勉強をして食の改善を図ることであった。
これらの目標のために、年明けから欠かさず実施していることが4つある。1つは、週1回のスポーツジムへ行くこと。2つ目は、5階の事務所まで階段を使うこと。3つ目は、1日2リットルの水分補給(原則ミネラルウォーター)をすること。4つ目は、風呂上りのストレッチである。
2.誰に強制された訳ではない
たばこを止めた時もそうだったが、誰かに強制された訳ではなく、自分が納得して取り組むとすんなりといく。今回の継続できている4つも、誰かに「やれやれ」と言われているわけではない。家族も「行かないの?やらないの?」とは言わない。
仕事でも「やらされ感」があるものは、継続しないし、成果も乏しい。自分でやると決めて、その目標が明確であることが重要なのである。
また、この4つは、まだ1ヶ月しかたっていないが(実は、暴飲暴食をしない気遣いは、昨年10月から始めており、この3ヶ月で体重3キロ減少、体脂肪率もすでに2%ダウンしている)、かなり手ごたえは感じている。ストレッチも1ヶ月も続けていると、格段に身体が柔らかくなっていることが実感できる。
3.ゴールが見えていること
これらは、ダイエットの大前提である“痩せた時の自分のイメージ”というものが明確にあるから続けられるのである。また、単にダイエットをするだけでなく、今回は、食の改善も意識している。「まごわやさしい」という基本部分から食べ物全般に気を配り、身体に優しいもの、良い物を選んで食べることで、身体の中から健康になるようにもしていることが大きい。
「食べながら痩せる」「痩せてながら体力をつける」ことができている。これも取り組みのモチベーションを維持していることに繋がっている。
一応、筆者には、これらを指南してくれるアドバイザーがおり、毎日の食生活などを報告して、励まされたり、注意されたりしている。それでも、そういう寄り添ってくれる人がいるのも心強い。仕事もまったく同様である。手段を示し、ゴールを明らかにし、その途中はしっかりと伴走してくれる。こういう指導が成果にも繋がってくる。